ゲルマニウムが痛みに効くのはなぜか。

ゲルマニウムは痛みに効くといわれています。
もしそれが本当なら、ありがたい話ではないでしょうか。
私は何よりも痛みが嫌いです。まぁ、好きな人はいないでしょうが。

しかし、痛みに効くといっても、まさか抜歯のときの麻酔ほど効くとは思えません。
だとすると、ゲルマニウムの鎮痛効果とはどんなものなのでしょう。

―――「ええ、効きますよ、何しろ私は『消痛ゲルマニウム』という本を書いているくらいですからね」

いささか失礼な尋ね方になりましたが、大形は笑ってそう答えました。

―――それでは、そのメカニズムを教えてほしいんですが。

「痛みといっても色々ありましてね。私は痛みを大きく二つに分けて考えています。１つは、怪我をしたときのような激しい痛み。もう１つは、肩こりや筋肉痛などの、どちらかというと緊急信号ではない鈍痛の痛み。肩こり解消はCMでよくやっているので、どちらかというと筋肉痛の痛みに効果があると思われるんでしょうが、ゲルマニウムはどちらにも効果があります。しかし、効果のメカニズムは違います」

―――といいますと？

「臨床試験によると、モルヒネ拮抗薬を同時に与えた場合、痛みがなくなることから、ゲルマニウムの効果はモルヒネと同じだろうと考えられています。いわばこれは神経の伝達を回避するような働きをするわけです。実際に、がん患者にモルヒネと一緒に投薬して、だんだんモルヒネの量を減らしていって、ゲルマニウムだけにしても鎮痛効果が働いたという報告もあります」

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1969年創業
ゲルマニウム一筋

蘇生館医療具 タイヨウ株式会社
http://www.soseikan.co.jp/

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