自然界の中のゲルマニウム

ゲルマニウムとは、銅・銀・亜鉛など鉱石精錬の過程で生ずる副産物(鉱滓)です。
水溶性と親和性に優れる原料にしてからの、飲める有機化合物にするには、そこからまた合成が必要です。

ゲルマニウム有機化合物(Ge-132)は、浅井博士によって開発されたわけですが、浅井博士は、石炭からの抽出を考えました。

もともと浅井博士は石炭を研究していた人であり、また、ゲルマニウムが石炭に含まれることが分かっていたからです。

当初は、時代の要請で電子部品の半導体としてのゲルマニウムの開発を目的としていたのですが、石炭からの抽出は非効率だと分かって、健康効果のある有機化合物の合成へと方向転換したのでした。

―――半導体としてのゲルマニウムが、こんどは“健康にいい”ですか。なんだかずいぶん都合がいいですね。

「化学の世界では珍しいことではないですよ。それに浅井博士はもともとゲルマニウムは健康にいい物質だと目をつけていたんですから、むしろ原点回帰でしょう」


大形はちょっと誇らしげにいいました。

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1969年創業
ゲルマニウム一筋

蘇生館医療具 タイヨウ株式会社
http://www.soseikan.co.jp/

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